2012年8月25日土曜日

帰り道のシンガポール一日目

 ぼくを乗せたマハン航空は30分遅れでバンコクに着いた。入国を済ませ、とりあえずシャワーが浴びたいので街に出る。乗り換え駅周辺なら何かあるだろうと、地下鉄との乗り換え駅であるマッカサン駅周辺をぶらぶらするが、安宿がない。もう時間も時間なので、近所のセブンイレブンで焼きバナナを買い、屋台で焼きとりと豚肉の煮物ともち米を買って、空港に帰った。屋台で焼かれていたナマズが見事だったので、写真を撮らせてもらった。名前を聞いたら、ドゥックというらしい。タイ語が通じるのはうれしい。




 そのまま空港にとんぼ返りして、シンガポール航空975便でシンガポールへ。セブンイレブンでタオルまで買ったのに、結局シャワーは浴びれなかった。シンガポールでは友人と会うのに、申し訳ない。






 ちょっと出てくるのに待ったけど、無事に荷物も出てきて、空港まで迎えに来てくれていた(!)友人とお会いし、久闊を叙した。そして、空港からホテルまでタクシーで(!)送り届けてくれた。タクシー、あの距離だと10000円ぐらいするかと思ったら、2000円ぐらいだった。そんなに安いのか。

 タクシーの中華系のおじさんと中国語で話をしながら、快適に過ごす。シャワーを浴びてから、友人と散歩に出かける。行きたかった(あらかじめリクエストをしていた)マリーナ・バラージへ。周りのスロープでは、みんながこれでもかというぐらい凧上げに興じていた。シンガポールに初めて行く人にはここを超おすすめして「シンガポールは凧の都市」という印象を与えたい。



 
水を出す意味が感じられないオブジェ
マリーナ・バラージからは見事な貨物船の群れが見えた。風が吹いたり止まったりするごとに、凧が増えたり減ったりして、みているだけで風が分かって面白い。いろんな凧があって、イカの凧、タカの凧、なかにはペンギンの凧まで。友人が「やっとペンギンも空を飛べたんだね」と言っていたのが印象的だった。そうか、アイロニーだったのね。

 そのままぶらぶら歩いて、庭園とマリーナ・ベイ・サンズの中を突っ切ってMRTでリトルインディアへ。おいしいインドカレー(フィッシュヘッドカレー)を食べる。日本じゃインドカレーは高いので、シンガポールで安く食べられてうれしい。




 帰りしなにホテルの目の前にあるムスタファショッピングセンターを案内してもらった。わけが分からないぐらいものが多くて面白いけど、少し酔いそうになる。イカは目が発達していて、目に入る情報よりも脳が処理できる情報の方が少ないと聞くけど、イカの気持ちが分かった。分かりやすく言うと、ドンキホーテよりドンキホーテだった。

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