2019年11月13日水曜日

東京-大阪間のお得な移動方法

東京-大阪間の移動にオトクな方法を探してしまうのは人間の性です。業のようなものなので、諦めず何度も調べましょう。

安いのは以下の順番かと思います。

  1. 高速バス(往復5,000円~1万円)
  2. 新幹線(往復21,400円~)
  3. 飛行機(往復14,000円程度~)
  4. 在来線

高速バス

一番安い、だけど一番しんどい。最安値だと片道2,000円台(往復5,000円程度)からあります。とりあえず安く済ませたい人は高速バス一択です。マスク(乾燥しているから)、アイマスク(明かりが気になる人)、耳栓(いびきを聞こえなくする用)等があると便利です。

西日本ジェイアールバスのプレミアムシート以上だとかなり快適です。もしかしたら往年の寝台列車より快適かもしれません。だけど値段は片道13,000円程度と新幹線のぞみ指定席と変わりません。

到着後すぐに仕事に行くならいいかもしれないけれど、これなら安いバスに乗ってそこそこのホテルに泊まったり、スーパー銭湯に行くほうが疲れが取れます。

予約はこちらから。

これがあると楽です。割と安心して眠れます。


Purefly ネックピロー U型 手動プレス式膨らませる 旅行用 飛行機 バス 自宅 オフィス 収納ポーチ付


BESTUR アイマスク 2枚セット シルク質感 立体型 低反発 安眠 遮光 柔らかい 昼寝 疲労回復に最適 目の疲れ緩和効果 圧迫感なし 長さ調節可能 男女兼用 洗濯可能 快眠グッズ 旅行軽量 耳栓収納袋付き


(日本製 PM2.5対応)超快適マスク プリ-ツタイプ ふつう 30枚入(unicharm)


LYSIAN ソフトフォーム耳栓 騒音対策 イヤープラグ コード無し 防音/安眠/睡眠/工事現場/飛行機対策 ケース付 (60ペア×フォームイヤプラグ+1ペア×シリコンみみせん)

新幹線

ぷらっとこだま

JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」だと往復21,400円から予約できます。新幹線ならこれが最安値です。インターネットなら1ヶ月~5日前まで、コールセンターなら1ヶ月~2日前まで、店舗なら前日まで購入可能です。

ダイナミックパッケージ

ツアーでいいのならダイナミックパッケージがお得です。のぞみ往復でホテル1泊2日29,000円程度からあります。ホテルもさがすと1泊10,000円程度のところがあります。

こちらはインターネットによる販売のみ(店舗での取り扱いなし)、のぞみは前日まで、こだまは1週間前までの予約なので気をつけましょう。

金券ショップ

金券ショップだとだいたいのぞみ指定席で片道13,500円(往復27,000円)程度から売られています。

新幹線は何がすごいって、高速鉄道技術もだけど、掃除もすごいらしい。あの短時間で16両を掃除する人たちがいるからこそ、毎日あれだけ多くの新幹線を走らせることができています。(他国の高速鉄道は30分に1本程度)


奇跡の職場 新幹線清掃チームの働く誇り


新幹線をつくった男 島秀雄物語 (Lapita Books)

飛行機

飛行機だと以下のルートが考えられます。

羽田-伊丹

ANA、JALで安いときだと最安値で片道9,900円(往復19,800円)程度、高いときでも15,800円(往復31,600円)程度です。

羽田-神戸

スカイマークが飛んでいます。なぜかSkyscannerで検索されないので、別途検索する必要があります。片道7,000~1万円弱(往復1.4~2万円弱)で購入できます。ときどきあるセールがチャンスです。

成田-関空

Jetstarpeachが飛んでいます。荷物さえ軽くすれば片道4,000円(往復8,000円)程度から買えます。

Skyscannerで検索すると安いチケットが見つかります。

東京-大阪間では大丈夫かもしれませんが、もう少し長いフライトになると寝れた方が楽です。


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在来線

期間限定ですが青春18きっぷというJR乗り放題きっぷ(各駅停車・快速等のみ)を使う手もあります。5枚綴り(1人で5回、5人で1回等の使い方ができます)で12,050円です。

金券ショップだと1枚から売っているときもあります。1枚だと2,500円程度になるかと思います。往復するには2枚必要です。


旅と鉄道 2019年増刊7月号 青春18きっぷの旅2019-2020 [雑誌]


「青春18きっぷ」ポスター紀行

2018年11月11日日曜日

はじめての一眼レフ動画はPanasonicで決まり

買ったカメラ

動画を撮りたいと思いました。 Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8を買いました。


Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8

いまはビデオカメラより一眼レフで撮影するほうがいい画質が得られるらしいです。業務用ビデオカメラのシェアはSONYとPanasonicが圧倒的なので、どちらかを選んだほうがいい、というのがネットの主な評判でした。結果、Panasonicにしました。


Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8 レンズキット 標準ズームレンズキット 1600万画素 ブラック DMC-G8M-K

描写力

デジカメの描写力は以下の要素で決まります。
  1. 撮影素子(センサー)
  2. レンズ
光をどれだけ適切に反映させられるかがポイントです。実は画像処理エンジンもありますが、そこは分かりづらいので割愛し、上記2つについてそれぞれ見ていきます。

撮影素子(センサー)

センサーの種類と大きさは多種多様です。一番高品質なのは中判のデジカメですが、80万円ぐらいします。却下です。現実的に考えられるのはフルサイズ機以下でしょう。センサーが大きいほど入った光の強さと色を判別する面積が増えるため、適切な発色になります。特に暗いところでは強いようです。しかし、動画撮影の場合、そこまでの高解像度は要求されません。具体的な画素数を見てみましょう。

種類 ハイビジョン フルハイビジョン 4K 8K
画素数 1280×720 = 921,600 1920×1080 = 2,073,600 3840×2160 = 8,294,400 7680×4320 = 33,177,600

強調しましたが、2018年現在民生品で出回っている中で最も高画質な4Kですら830万画素、「人間の視覚能力の限界に到達することを目指している」とされ、現在試験的に放送が始まったばかりの8Kで3320万画素です。

一方、デジタルカメラの解像度は以下の通りです。4K動画までなら撮影素子の大きさは最重要ではないといえます。現にプロ用の機材でもフォーサーズを採用しているものがあります。そのため、私はフォーサーズ機を推します。

フルサイズ機(いずれも本体価格10万円以下)


種類 CANON EOS 6D Nikon D610 Sony α7R ILCE-7R
有効画素数 2020万画素 2426万画素 3640万画素

ASP-C機(いずれも本体価格3万円前後)


種類 FUJIFILM X-A1 Nikon D3200 CANON EOS M10
有効画素数 1630万画素 2416万画素 1800万画素

フォーサーズ機(いずれも本体価格5万円以下)


種類 Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2 OLYMPUS PEN E-PL8
有効画素数 1600万画素 1605万画素

レンズ

撮影素子(センサー)が大きいほど多くの光が要求され、大きなレンズが必要になります。そのため、レンズの値段、重さとも

フルサイズ>ASP-C>フォーサーズ

の順になります。最初はフォーサーズを買うほうが費用対効果が高いと思います。

この段階で、候補は以下の機種に絞られました。

Blackmagic Desin


【国内正規品】 Blackmagic Design シネマカメラ Pocket Cinema Camera 4K マイクロフォーサーズマウント 4K/60p収録 CINECAMPOCHDMFT4K

ソニー


ソニー SONY ミラーレス一眼 α6000 パワーズームレンズキット E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ブラック ILCE-6000L B


ソニー SONY ミラーレス一眼 α6300 パワーズームレンズキット E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ブラック ILCE-6300L B


ソニー ミラーレス一眼カメラ「α6500」ボディSONY ILCE-6500

Panasonic


Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8

使い勝手

動画撮影をする場合、以下の点が気になります。
  1. フォーカス
  2. バッテリー
  3. 手振れ補正
さっと見ていきましょう。

項目 フォーカス バッテリー 手振れ補正
Blackmagic Design ×
SONY ×
Panasonic


プロ用カメラでの蓄積のあるSONYとPanasonicが強いです。Blackmagic Designは10万円前後の値段で4k/60fpsの動画が撮影できるというスペックだけ見るとコスパがいいですが、手振れ補正がほとんどないこと、オートフォーカスは真ん中1点だけであることなどを考えると素人が気軽に撮るというより、プロへのステップとして修行する機材になろうかと思います。

SONYはセンサーでは世界トップを牽引しているので描写力は圧倒的です。裏面照射、積層型といった様々なCMOSセンサーを開発し、描写力へのあくなき追求には目を見張ります。オススメはαシリーズのASP-C機です。αシリーズはかつてのミノルタを継承しているため、レンズもいいものを出しています。さらにオートフォーカスも顔面の、瞳を追尾するような性能を有しており、ソフト面での開発も他の追随を許しません。じゃあSONY一択かと思うとそうでもなくて、やっぱり弱点があります。防水防塵加工、熱暴走、レンズの大きさです。価格コムなどの評判を読むと、防水防塵性能が弱いことが議論されています。また、長時間撮影を行うと内部にこもった熱で自動的に電源が切れるらしく、その後、状況によってはなかなか復活しないそうです。また、小さくて軽い本体のなかにASP-C素子を入れたものだから、必然的にレンズはある程度の大きさになってしまいます。その点で無理しているのか、一部サイトではいきなり本体からレンズが外れた、という事例が報告されています。室内で家族やペットを撮影するのにはいいかもしれませんが、屋外で撮影するには細心の注意が必要になりそうです。

PanasonicはセンサーはSONYを使っているらしいものの、業務用ビデオカメラで培ったノウハウを生かし、連続30分撮影可能なミラーレス一眼という、もはや動画メインじゃないかという機種を開発しています。フォーカスの性能ではSONYに劣りますが動画の場合、私たちはある程度遅いフォーカス合わせにも慣れていますから、そこまで大きな問題になりません。長時間撮影が可能なのは、それを補って余りあるメリットだと思います。 そのため、私はPanasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8を買いました。